JICCってなに?

jiccJICC(株式会社日本信用情報機構)は、主に消費者金融が多く加盟している指定信用情報機関です。プロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)・アコム・アイフル・レイクといった大手消費者金融もJICCに加盟しています。他に、信販会社、流通系・銀行系・メーカー系カード会社、保証会社、リース会社など、多岐にわたる業種が会員となっています。

なお、NTTドコモやソフトバンクもJICCに加盟していますが、何故かau(KDDI)は加盟していませんでした(CICには3社とも加盟しています)。携帯電話の会社がなぜ信用情報機関に加盟しているか不思議に思う方もいるかもしれませんが、携帯電話本体を通話料と合わせて月々支払う方法をとると、分割購入というかたちがとられるため信用情報機関に登録する義務が生じてくるのです。

ですから、携帯の料金だからと軽い気持ちで延滞を繰り返していると、知らないうちに金融ブラック扱いされてしまう可能性がでてきます。本体を分割で購入している方は、クレジットカードやローンを組んでいなくても、信用情報の開示をしたほうがいいかもしれません。

※JICCに加盟している会員はこちらをご参照下さい。
⇒⇒http://www.jicc.co.jp/join/member/index.html

平成22年3月には、内閣総理大臣から指定信用情報機関として指定を受けています。

信用情報機関は、JICCの他に、主にクレジットカード会社が加盟している「CIC」と主に銀行が加盟している「KSC」があります。JICCに加盟していなくてもCICには加盟している(その逆のパターンも)という場合もありますから、JICCの開示だけでは不十分ということも考えられるため、信用情報の開示はJICCとCICの2つでおこなったほうがいいでしょう。銀行系の信用情報も気になるという方は、KSCも合わせて開示することをおすすめします

JICCでは「信用情報を収集・登録・管理・提供し、それを他の信用情報機関(主にCIC[株式会社シー・アイ・シー]とKSC[全国個人信用情報センター])と交流(情報共有)することを主たる業務として行っています。

くだけた言い方をすると「あなたがクレジットカードを作ったり、キャッシングやカードローンを利用したりした時の申込や返済の履歴を管理して、加盟している業者の申請に応じて信用情報を提供するところ」という感じです。

あなたが消費者金融を利用しているとしたら、信用情報の開示はJICCでする必要があります。

JICCで信用情報を開示してみよう

信用情報開示というと、消費者金融やクレジットカード会社が与信判断をするために行うもので個人が開示請求はできないと思っている方もいるかもしれませんが、本人が自分の信用情報を開示することはなんら問題なくできる正当な行為なので、安心してやってみましょう。

JICCによる信用情報開示の方法は「窓口」「郵送」「携帯電話」の3つの方法があります。
それぞれの開示方法を見て行きましょう。

窓口での開示方法

JICCの窓口は東京と大阪の2つしかありませんが、お近くにお住まいの方や近くによったついでの方には、手数料が500円と、他の開示方法の手数料(1,000円)よりお得です。


東京窓口:〒101-0042
東京都千代田区神田東松下町14 東信神田ビル2階

東信神田ビルには各フロアーに1社づつしか入っていませんので迷うことは無いと思います。

大阪窓口:〒556-0011
大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 パークスタワー17階

パークスタワーでは、向かって左側のエレベーターに乗りましょう。(右側のエレベーターは17階には止まりませんのでご注意を)

受付は祝日・年末年始を除いた月~金の10:00~12:00/13:00~16:00です(東京・大阪共通)

以下、信用情報開示手続きの流れは、東京も大阪もほぼ同じです。

まず本人確認書類の用意

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信用情報開示は原則として本人の同意がなければ本人以外にできないことになっています。もちろん、本人が同意していれば代理人による開示請求も可能です。(金融機関などは契約時に必ず本人の同意をとっています)本人確認書類などの必要書類が無いと手続きをしてくれませんので、窓口に出向く前に必ず用意して下さい。

本人確認書類としては以下のものがあります。

1点でよいもの  2点必要とするもの
運転免許証か運転経歴証明書  各種保険証
写真のついた住民基本台帳  各種年金手帳
パスポート  印鑑登録証明書の原本(発行日より3ヶ月以内のもの)
身体障害者手帳  戸籍謄本(抄本)の原本(発行日より3ヶ月以内のもの)
在留カードあるいは特別永住者証明書  住民票の原本(発行日より3ヶ月以内のもの)

※いずれも有効期限内のものに限ります。

※結婚などで氏名がかわっている場合は、戸籍謄本(抄本)などの現在の氏名と旧氏名のつながりがわかる本人確認書類が必要です。

カウンターで受付

入り口から入ると正面にカウンターがあります。受付のスタッフに信用情報の開示をしたいむねを伝え本人確認書類を提示します。(受付に行くと聞かれることが多いので、その場合は聞かれたことに答えればOKです)

信用情報開示申込書に必要事項を記入

受付がすむと信用情報開示申込書を渡されますので、記載台にて必要事項を記入します。
申込書の必要事項は、氏名・生年月日・現住所・電話番号の記入と開示申込の理由にチェックを入れる程度の極シンプルなものとなっているので、記入方法がわからないといったことはほとんど無いと思いますが、一つだけ注意が必要なのが、「前住所」です。

というのも、JICCでは住所を信用情報参照のための重要項目としているため、現住所の記載のみでは、現住所に在住していた期間のみの信用情報しか出てこないのです。

もちろん、生まれてこのかた住所がかわったことはないという方は、現住所のみの記載で構わないわけですが、信用情報は過去のものも含めて全て開示することが重要ですから(そうしないと自分の信用情報を判断する材料としては充分ではありません。今はきれいでも過去にブラックだったという場合もありますからね)過去に住所がかわっている方は過去の分も建物名や部屋番号も含めて正確に記載する必要があります。

券売機で500円分の券を購入

申込書に必要事項を記入したら、カウンター横にある券売機で500円分の券を購入し、申込書と共に受付スタッフに渡します。すると整理番号の入った引換証のようなものを渡されますので、自分の番号が呼ばれるまで椅子に座って待ちましょう。

※現在の姓名と旧姓名など複数の姓名に対して開示する場合は、姓名1つにつき500円がかかります。2つであれば1,000円分の手数料が必要です。

開示結果の受け取り

自分の番号が呼ばれたら開示結果を受け取ります。開示結果を受け取ったらそのまま帰っても構いませんが、その場で信用情報の開示結果を確認することをおすすめします。

信用情報開示書はかなり複雑で専門用語が使われている部分もあります。一見して内容を把握することが困難な場合もあるため、不明点などをスタッフ(その係の人がいます)質問・確認することができるためです。

大げさかもしれませんが、信用情報は自分の今後の人生を左右しかねない重要な情報です。(少なくともお金の面に関しては)納得いくまで確認するようにしましょう。

受付から開示結果を受け取るまで、混雑していなければ30分もかからずに済むと思います。
休日明けやお昼休み前後は混み合うようですので、時間に余裕を持って出向くようにしたいですね。

郵送による開示方法

開示申込書を作成

JICCの公式ホームページの「情報開示手続き等のご案内」の中の郵送による開示のページ

http://www.jicc.co.jp/kaiji/procedure/mail-person/index.html

にアクセスします。ブラウザはInternet Explorer(IE)を推奨します。(どうも、他のブラウザではうまく動作しないことがあるようです)

「こちらのフォーム」という部分をクリックすると「開示申込書(PDF)」が表示されるので、必要事項を入力してプリントアウトしましょう。プリンターが手元にないなどでプリントアウトができない方は電話⇒0570-055-955で申込書を取り寄せることができます。

本人確認書類の用意

申込書ができたら、本人確認書類を用意しましょう。本人確認書類として有効になるものは以下のものになります。

●手数料の支払いをクレジットカード(本人名義)にした場合

下記のいずれか1点
運転免許証か運転経歴証明書(コピー) 各種保険証(コピー)
写真の入った住民基本台帳(コピー) 各種年金手帳(コピー)
パスポート(コピー) 印鑑登録証明書(原本)
身体障害者手帳(コピー) 戸籍謄本あるいは戸籍抄本(原本)
在留カードか特別永住者証明書(コピー) 住民票(原本)

 

●手数料の支払いを定額小為替証書にした場合

1点でよいもの 2点必要なもの
運転免許証か運転経歴証明書(コピー) 各種保険証(コピー)
写真の入った住民基本台帳(コピー) 各種年金手帳(コピー)
パスポート(コピー) 印鑑登録証明書(原本)
身体障害者手帳(コピー) 戸籍謄本あるいは戸籍抄本(原本)
在留カードか特別永住者証明書(コピー) 住民票(原本)

※いずれも有効期限内のものに限ります。

※コピーでよい書類の場合は、氏名・生年月日・住所・有効期限が明確にわかるように鮮明にコピーしてください。

※結婚などで氏名がかわっている場合は、戸籍謄本(抄本)などの現在の氏名と旧氏名のつながりがわかる本人確認書類が必要です。

手数料の用意

手数料の支払いはクレジットカードでの支払いと、定額小為替証書(ていがくこがわせしょうしょ)による支払いのいずれかを選べます。1氏名につき1,000円の手数料がかかります。

●クレジットカードでの支払い

クレジットカードは、VISA / JCB/MasterCard / American Express(アメリカン・エキスプレス) / Diners Club INTERNATIONAL (ダイナーズクラブ・インターナショナル)のブランドが入ったものが使えます。(本人名義のもの)card

クレジットカードでの支払の場合、申込書とは別口で「クレジットカードでの開示等手数料お支払票(PDF)」に必要事項を入力しプリントアウトします。

クレジットカードは、本人名義のものに限られ、支払い方法は一括払いのみとなります。何らかの事情でクレジットカードが使えなかったという場合は、手続きの不備となり、申請書類が返却されてきます。

その場合は、次に紹介する「定額小為替証書(ていがくこがわせしょうしょ)」による手数料の支払いで、再度チャレンジしてください。

●定額小為替証書(ていがくこがわせしょうしょ)での支払い

この言葉を初めて聞いたという方もおられるでしょうが、購入は至って簡単です。ゆうちょ銀行か郵便局に行くと「定額小為替振出請求書」という用紙が用意されていますから、購入する日の日付・住所・電話番号・氏名の欄に記入し「振出請求枚数」の1,000円の欄に1枚欲しければ「1」と記入するだけです。(必要枚数に応じた数字を記入)

定額小為替証書の発行には枚数に応じて証書の額面とは別で手数料が必要になりますから(発行する金額に関わらず1枚につき100円、2枚なら200円です)クレジットカードが使えるならカードで支払ったほうがいいですね。

ちなみに定額小為替証書には、受取人の名前などを書く欄がありますが、購入したそのまま何も記入せずに同封してください。

用意した必要書類を同封して送付

用意した「開示申込書」「本人確認書類」クレジットカード払いなら「クレジットカードでの開示等手数料お支払票」定額小為替証書での支払いなら「定額小為替証書」などの必要書類を同封して、

〒556-0011
大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 パークスタワー17F
株式会社日本信用情報機構 開示窓口宛

に送付します。

開示結果が届くのはおおむね1週間~10日程です。早く結果が知りたい方は、速達での郵送も選べます。その際は開示手数料1,000円に300円の速達手数料を加算して支払います。

開示結果を家族に見られたくないという時は「本人限定受取郵便」で


開示結果を本人の同意なしに見ることは、例え家族であってもしてはいけないことなのですが、自宅に届いた郵便物を日常的に家族が封を切って見てしまうという方も多いと思います。

そんな時は「本人限定受取郵便」を利用しましょう。

本人限定受取郵便は宛名に記載されている人に限り受け取れる郵送方法です。申込書の「郵送オプション」で本人限定受取を選べます。(別途手数料300円)

受取方法は「自宅に配送」と「郵便窓口受け取り」がありますが、本人限定受取にしておいてわざわざ自宅に配送を希望する人はほぼいないでしょう。

ということで、窓口での受取方法ですが、自宅に「到着郵便通知書(あるいは不在配達通知書)」が届くので(これだけはどうあがいても自宅に届いてしまうので、家族に見つからないように死守しましょう)到着通知書と運転免許証などの本人確認書類と印鑑(サインでも可)を持って、通知書に記載されている郵便局の窓口で受け取るだけです。

また、本人限定受取も速達を選べるので、その際は本人限定受取の手数料300円に速達の手数料300円を加えた600円が開示手数料1,000円の他にかかります。

この受取方法は、この後紹介するスマホ・携帯電話での開示では使えませんので注意して下さい。

スマホ・携帯電話での開示方法

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JICCでは、全ての手続がスマートフォンあるいは携帯電話で完結する便利なサービスを行っています。手数料は郵送での開示と同様に1,000円です。

このサービスを利用できる条件は、

・満15歳以上の本人
・利用可能なスマートフォン・携帯電話を持っている

利用できるスマホ・携帯電話はこちらをご参照ください
http://jicc.co.jp/kaiji/procedure/mobile/index.html#tejun

まずURL⇒https://www.netkaiji.jicc.co.jp/consumer/top.doもしくは公式サイトに掲載のQRコードからアクセスします。(スマホ・携帯共通ですがパソコンからは利用できません)

手続きの流れ

●スマートフォンの場合

1・トップページの一番下にダウンロードボタンがあるので、そこから「JICC書類送付アプリ」をダウンロードします。

2・アプリを起動させて「開示申込」を押してください。

3・移動した画面の「利用規約」をよく読んで、同意する場合は「同意する」にチェックを入れて「次へ」ボタンを押します。(同意しないと当然アプリは使えません)

4・次の画面に「空メール送付」というリンクがありますから、それを押して空メールを送信します。

5・程なくしてURL付きのメールが届くので、URLを押して申込内容入力画面へ進みます。

6・申込内容入力画面で必要事項を入力したら「アプリ起動」ボタンを押して、次の画面で「本人確認書類送付」ボタンを押します。

7・画面の案内に従って本人確認書類を撮影し、画像を送信します。本人確認書類として使えるのは以下のものです。

いずれか1点
運転免許証あるいは運転経歴証明書 各種保険証(カード式・折りたたみ式)
住民基本台帳カード(写真の付いているもの) パスポート(スマートフォンのみ有効)
身体障害者手帳 在留カードあるいは特別永住者証明書

※いずれも有効期限内のもので、氏名・現住所・生年月日が確認できるもの

8・本人確認書類の画像を送信すると決済手続き画面のURLが届きます。そのURLにアクセスして、決済手続きをします。

決済方法は、クレジットカード(1回払いのみ)・コンビニで支払い・銀行等の金融機関ATMで支払い・オンラインバンキングから支払い、の中から選べます。

クレジットカードは、VISA / JCB/MasterCard / American Express(アメリカン・エキスプレス) / Diners Club INTERNATIONAL (ダイナーズクラブ・インターナショナル)のブランドが入ったものが使えます。(本人名義のもの)

利用可能なコンビニ・金融機関ATM・オンラインバンキングは、

【コンビニエンスストア】 【金融機関ATM】※1 【オンラインバンキング】※2
セブン-イレブン みずほ銀行 楽天銀行
ローソン 三井住友銀行 ジャパンネット銀行
ファミリーマート りそな銀行 都市銀行
ミニストップ ゆうちょ銀行 他 地方銀行
サークルKサンクス 信用金庫
デイリーヤマザキ 農協 他

※1ペイジー(Pay-easy)対応銀行ATM
※2ペイジー(Pay-easy)対応オンラインバンキング

コンビニ・金融機関ATM・オンラインバンキングでの支払いには、開示手数料とは別で161円の支払い手数料がかかります。なお、金融機関ATMとオンラインバンキングは「ペイジー(Pay-easy)」対応のものとなります。

9・決済手続きが完了し、問題がなければ申込受付完了のメールが届きます。手続き上の不備があった場合は、その旨がメールか電話で連絡されます。

10・手続きが全て完了した後、おおむね1週間~10日程で開示結果が自宅に郵送されます。

●携帯電話の場合

携帯電話からの手続きも、表示される画面の違いがあるだけで、流れや使える本人確認書類、決済方法などは一緒です。

スマートフォン・携帯電話での開示手続きは「郵送での開示手続き」では使えた「本人限定受取郵便」が使えないことと、スマートフォン・携帯電話に直接開示結果を送ってもらうことはできないこと、また、現在の氏名での情報しか開示されないことを注意して下さい。

旧氏名がある場合は、窓口か郵送での開示をした方がいいでしょう。

人生を左右しかねない大切な自分の情報ですから、是非チャレンジしましょう

以上のように、文字にしてしまうとなんだか複雑で面倒臭そうに感じる信用情報開示の手続きですが、実際やってみるとそれほど難しいことではありません。

また、実際にはきちんと支払いをしているのに、延滞の記録を載せられてしまったなどという事例もあります。(ソフトバンクの誤登録問題が有名ですね)
ですから、自分の信用情報は定期的に開示して確認するようにしたほうがいいでしょう。

これからクレジットカードやカードローンに申し込む時に、審査に通るか否かの重要な判断材料にもなりますから、おくせずチャレンジして下さい。

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